JANSI(原子力安全推進協会)Annual Conference 2019に保安力向上センターが参加
概要:
3月13日にイイノホールでAnnual Conference 2019が開催され、協会会員や国内外の有識者など約430名が参加した。
勝野哲電気事業連合会会長の基調講演「福島第一事故の教訓に基づく産業界の取り組みについて」のあと、パネルセッションが行われた。
「組織マネジメントの実効性向上と安全文化醸成に係る戦略」をテーマに、高野研一座長(慶應義塾大学大学院教授)により、保安力向上センター若倉正英センター長、ヨンヒー・ハーOECD/NEA(原子力機関放射線防護・原子力安全ヒューマンアスペクト)部長、井上伸一・日本航空機操縦士協会代表理事会長、原田宏哉・東北電力取締役社長、小野明・東京電力ホールディングス常務執行役、山﨑広美・JANSI理事長が参加して、各業界における安全文化醸成の取り組みと課題、業界を越えた情報共有のあり方などについて討論が行われた。
OECDハー部長から、OECDでは原子力での安全文化醸成に取り組んでおり、国ごとの風土の相違を乗り越えることが重要で、風土の相違が安全文化の深化に効果的に活用される可能性があるなど、興味深い報告があった。
http://www.genanshin.jp/association/annualconference/annualconference_2019.html
主催:一般社団法人原子力安全推進協会
期日:2019年3月13日
保安力向上センター