2020産業安全対策シンポジウム(日本能率協会)
●2020産業安全対策シンポジウム
主催:一般社団法人日本能率協会
本シンポジウムは、産業界における災害・事故の予防ならびにトラブル後の対策等に関する重要課題をテーマとして取り上げます。また、本年度は「安全教育」について、発表者と参加者の相互意見交換の場とし、パネルディスカッションを行うとともに、様々な事例から産業界全体の安全対策、リスク対応力の向上に寄与することをねらいとして開催します。
なお、企画委員長の田村昌三東大名誉教授(センターアドバイザリー委員会 委員長)をはじめ、保安力向上センター関係者も数多く参画されております。カッコ内は保安力向上センターでの活動です。
期日:2020年2月18日(火)、19日(水)
場所:三田NNホール&スペース(東京都港区芝4-1-23 三田NNビル地下1階)
プログラム:
S1 産業安全事故・分析と対策
C(チェアマン):宮田栄三郎 住友化学株式会社(センター評価推進委員)
1 重大事故の教訓と対策/重大事故の変遷と高圧ガス関連規制の影響 西田誠 高圧ガス保安協会
2 廃棄物における安全問題 若倉正英(センター長、常務理事)
3 日本化学工業協会の保安事故防止への取り組み 八木伊知郎 日本化学工業協会
S2 リスクアセスメント、リスクマネジメント
C:赤瀬裕 日本製鉄株式会社(センター理事)
1 製造現場におけるリスクアセスメントの課題~リスクアセスメントで事故は防げたか 中村昌允 東京工業大学特任教授
2 石油・化学工場におけるリスクマネジメントの課題と取組み 小栁卓 出光興産株式会社
3 貨物機の運航と安全情報の共有 本間孝幸 日本貨物航空株式会社
S3 最新技術(AI、ビッグデータ)を活用したヒューマンエラー防止とプラント安全
C: 板垣晴彦 労働安全衛生総合研究所
1 化学プラントにおけるAI・ビッグデータの活用 江崎宣雄 三井化学株式会社
2 AIを使ったプラントのデータ解析 大野拓也 日揮グローバル株式会社
3 交通事故・ドラレコデータを活用した企業の交通安全教育の在り方 北村憲康 東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
S4 レジリエントな防災・減災とその先のあり方
C:榎本敬二 株式会社JERA O&M
1 減災から防災社会の構築 岩田孝仁 静岡大学
2 地域災害医療コーディネーションの実際とその後の取り組み 石井正 東北大学病院
3 南海トラフ震災を見据えた 社内での備え/地域での備え 古海盛昭 株式会社デンソー
S5 現場力の強化による安全文化の醸成
C:高野研一 慶應義塾大学(センター理事、アドバイザリー委員)
1 チーム医療による現場力の強化から安全文化へ 樋口敦子 医療法人立川メディカルセンター
2 工事協力会社との連携による安全文化の醸成について 乗竹智之 住友化学株式会社
3 航空業界における安全管理システムと安全文化の醸成 佐々木敏宏 日本航空株式会社
S6 ヒューマンエラー・ヒューマンファクター
C:高橋健 日本貨物航空株式会社
1 ヒューマンエラーを防ぐには 鳥居塚崇 日本大学
2 現場社員の「危険検知・エラー防止」スキルを高める取組み 本澤卓司 東日本旅客鉄道株式会社
3 船舶の事故事例を活用した教育・訓練 伊藤耕二 川崎汽船株式会社 川崎汽船研修所
S7 産業安全と安全教育 ~一人一人を逞しく育てる
C: 天川 一彦 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 特別招聘教授
1 産業安全教育の体系化と共有化を考える 田村昌三 東京大学名誉教授(センターアドバイザリー委員長)
2 鍛える! ~歴史の中で「退化」したもの 天川一彦 慶應義塾大学
3 産業安全塾の取組み~安全のわかる将来の経営層の育成を目指して 藤本正彦 石油化学工業協会
4 産業安全行動分析学への招待 北條理恵子 労働安全衛生総合研究所
5 トヨタの“安全な人作り”~トヨタにおける現場第一線メンバーの安全力育成 永見孝 トヨタ自動車株式会社
6 体感教育の実際 ~ 三井化学技術研修センターの取組み 木原敏秀 三井化学株式会社
7 海外巨大プロジェクトにおける多国籍労働者の安全教育とその効果 杉本亨 日揮ホールディングス株式会社
保安力向上センター